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「出口戦略を考えよう!~成長型M&Aとは?~」~Lesson.13~

おはようございます!
Colorz Journal事務局です。

 

★「銀行との付き合い方」教えます!★
Colorz代表の大久保です。Colorzは年商3~10億の成長企業を10~100億にする財務コンサルティングを行っています。
しかし、著書『借りたら返すな!』出版以来、年商1~3億円企業からも多数お問い合わせを頂いております。
みなさん、正直優秀な方ばかりで、財務戦略さえ立てられれば、飛躍する企業ばかり…
なんとかお役に立ちたい、そう考えていました。
やはりその要は、「銀行との付き合い方」。
今回その銀行との付き合い方を体系的にお教えするセミナーを企画しました。

 

http://kiwa-ec.co.jp/space/cbc/cbc-oneday/

 

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さて今回は、いきなり代表からの宣伝ではじまりましたが、事業性評価の時代、銀行との付き合い方でも今後重要になってくるのが「経営計画書」です。

 

 

「経営計画書」は出口からの逆算で作成しないと意味がありません。
いつもお伝えしているとおり、企業の出口は5つしかありませんが、さらなる拡大戦略のため、M&Aにより大企業に売って成長するという出口をお勧めする事例が増えてきています。

 

それでは今回は、成長型M&Aの事例をご紹介しつつ、それに深く関係する経営計画書についてお話したいと思います。

 

■今日のテーマ『出口戦略を考えよう!~成長型M&Aとは?~』

 

1、出口戦略の一つ、M&Aの事例

 

「Alphabet」という会社をご存知でしょうか?

 

みなさんよくご存知のGoogleの持株会社です。
Alphabetは2014年から、多くの企業を買収し、また将来の事業を見据えて売買している企業として有名です。

 

検索サービスから始まったGoogleですが、2006年にYouTubeを買収、翌2007年にはオンライン広告のDoubleClickを買収するなど、インターネット市場における巨大プラットフォームを短期間で築き上げました。
一方で2005年のAndroid買収により、モバイル分野に進出、最近はネットワークインフラやIoT事業などを買収しており、ネットからリアルへ範囲を広げています。

 

2、買い手>売り手、のM&A市場

 

このようにAlphabetは買収を繰り返し、自社の目指す将来に向かって大きく成長しています。
一方、日本のM&A市場は、売り手が圧倒的に少なく、「買いたい」という企業が大多数です。

 

近年、後継者不在によるM&A案件が増えてきていますが、会社が安定期に入ってしまうとあまり高く売れない事が多いです。
むしろ、業績が伸びていて今後さらに伸びる可能性が高い時のほうが、将来性に対して投資してもらえるので、高く売れる可能性が高いです。
Alphabetに買収してもらった企業は、将来性をもった企業ばかりで、傘下に入ることによりさらに業績を伸ばしています。

 

経営者の方の中には、「自分がずっと経営をしなければならない」というマインドの方がいらっしゃいますが、ずっとオーナーである必要はあるでしょうか?
例えば、大企業に株を高く売却し、大企業のヒト・モノ・カネを使ってさらに成長させるという選択肢もあるのです。

 

「Googleに買われたいから起業した!」という若い経営者も出てきています。

 

3、自社の価格、いくらでしょうか?

 

さて、このM&Aで肝になってくるのが、”自社の価格”です。

 

みなさんは、「現在の自社の価格、いくらですか?」と聞かれたら、何をもとに考えますか?

 

私たち財務コンサルタントは、企業の”経営計画書”を見て、価値を計算しています。

 

理由は「未来からの逆算からでしか、会社の未来は描けない」からです。

 

※是非この機会に自社の経営計画書を確認し、企業の出口を考えてみてください♪

 

それでは次回もお楽しみに!

 

配信日は10月26日です!

Colorz Journal,Have A Colorful Day♪ 

 

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★セミナーのお知らせ★

 

Colorz 1 Day セミナー開催!!

 

あなたは、経営者として胸を張れる財務戦略を持っていますか?
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